履歴書の「扶養内希望」の書き方(例文つき)
最終更新日: 2026年9月6日
「扶養内で働きたい」という希望は、履歴書の段階で伝えておくと、面接での確認がスムーズになり、入社後のミスマッチも防げます。どこに・どう書けばよいか、具体的な例文とあわせて解説します。
この記事は履歴書の書き方の一般的な考え方をまとめたものです。書式や重視されるポイントは企業・応募先によって異なります。
どこに書く?「本人希望記入欄」が基本
市販・様式のJIS規格履歴書には、多くの場合「本人希望記入欄」があります。ここに、扶養内勤務の希望や、希望する勤務時間・曜日をまとめて書くのが一般的です。職務経歴書を使う場合は、末尾の「備考」欄や、末尾に一文添える形でも問題ありません。
この欄は本来「特別な事情がなければ空欄でよい」欄ですが、扶養内勤務のように採用側と事前にすり合わせておきたい希望条件がある場合は、記入しておくことで後々の行き違いを防げます。
書き方の基本:具体的な条件まで書く
「扶養内希望」とだけ書くよりも、希望する年収の目安や勤務時間帯まで具体的に書くほうが、採用担当者にも状況が伝わりやすく、面接がスムーズに進みます。年収の目安は扶養の壁の記事、勤務時間の決め方はシフトの決め方の記事も参考にしてください。
そのまま使える例文
状況に合わせて、次の例文を参考にしてください。
シンプルに伝える場合
扶養内での勤務を希望いたします。詳細につきましては、面接の際にご相談させていただければ幸いです。
勤務時間の希望もあわせて伝える場合
扶養内での勤務を希望いたします。勤務時間は平日9:30〜14:30を希望しております。ご相談させていただけますと幸いです。
年収の上限まで具体的に伝える場合
配偶者の扶養の範囲内(年収目安130万円未満)での勤務を希望いたします。勤務日数・時間はご相談させてください。
掛け持ちがある場合
現在、他に短時間勤務の仕事をしております。合計の年収が扶養の範囲内におさまるよう勤務時間を調整したく、面接の際にご相談させていただければと存じます。
書きすぎ・書かなすぎに注意
- 条件を細かく書きすぎない: 「絶対に年収◯円以内」のように強い言い切りにすると、採用側が調整しにくい印象を与えることがあります。「目安として」「ご相談させてください」など、相談の余地を残す表現がおすすめです。
- 逆に、何も書かないのもリスクがある: 何も触れないまま採用が決まると、入社後にシフトの行き違いが起きやすくなります。最低限、扶養内希望であることだけでも書いておくと安心です。
- 家庭の事情を詳しく書く必要はない: 「子どもが小さいため」など、理由を書きたくなければ書かなくても問題ありません。「家庭と両立しながら」程度の表現で十分です。
面接での伝え方との使い分け
履歴書には要点だけを簡潔に書き、詳しい希望(具体的な勤務時間・繁忙期の対応可否など)は面接で直接すり合わせるのが基本的な流れです。面接でよく聞かれる質問と答え方は志望動機・面接の記事で詳しく解説しています。
このサイトでの使い方
トップページで条件を指定して求人を探したら、求人票に書かれた「扶養内勤務OK」「扶養内相談可」などの表記もあわせて確認し、この記事の例文を参考に履歴書を準備してみてください。