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扶養内パートの掛け持ちはOK?複数勤務先の年収・社会保険の注意点

最終更新日: 2026年9月5日

扶養内パートの掛け持ちのイメージイラスト

「1つの職場だけだと収入が物足りない」「短時間の仕事を2つ組み合わせたい」という理由で、掛け持ちを考える方は多くいます。扶養内で掛け持ちをするときに気をつけたいのは、年収は勤務先ごとではなく全部を合算して判定されるという点です。合算の考え方と、社会保険・年末調整での注意点を整理します。

この記事は制度の考え方を一般的に整理したものです。税・社会保険の基準額や手続きは改正が続いており、記載の内容はあくまで目安です。実際の判定・手続きは、国税庁・日本年金機構(年金事務所)・お住まいの市区町村・勤務先で必ずご確認ください。

掛け持ちの年収は「合算」で判定される

103万円・106万円・130万円などの「扶養の壁」は、1つの勤務先の年収ではなく、すべての勤務先の給与を合計した年収で判定されます。たとえばA社で年収60万円、B社で年収50万円なら、合計110万円として扱われます。「1社あたりは壁を超えていないから大丈夫」という考え方は誤りなので注意が必要です(詳しくは扶養の壁の記事を参照)。

社会保険(106万・130万の壁)の考え方

勤務先の社会保険への加入は、各勤務先ごとの労働時間・賃金の条件で個別に判定されます。たとえば1社だけで週20時間以上・月額賃金8.8万円以上の条件を満たせば、その勤務先の社会保険に加入することになります(2社の労働時間を合算して20時間を判定するわけではありません)。

一方、配偶者の健康保険の扶養(130万円の壁)は、すべての勤務先の年収を合算した見込み額で判定されます。「A社・B社どちらも社会保険には入っていないから安心」と思っていても、合計年収が130万円以上の見込みになると、配偶者の扶養から外れることがあります。

年末調整・確定申告での注意点

年末調整は、原則としてメインの勤務先(「扶養控除等申告書」を提出した1社)でしか受けられません。2社目・3社目の給与は年末調整の対象にならないため、2箇所以上から給与を受け取っている場合は、多くのケースで自分で確定申告が必要になります(掛け持ち先の給与を合算して申告することで、天引きされすぎた税金が還付されることもあります)。詳しくは確定申告の記事で解説しています。

掛け持ちで気をつけたい実務ポイント

このサイトでの探し方

掛け持ちを前提に探す場合は、1日あたりの勤務時間を短めに設定して検索すると、組み合わせやすい求人が見つかりやすくなります。トップページで就業時間・勤務可能な曜日を指定し、複数の求人サイトの検索結果をまとめて確認してみてください。

正確な情報の確認先

合算の判定方法や手続きの詳細は、次の窓口・サイトで最新の情報をご確認ください。

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